新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった第38回東ひろしま新春駅伝競走大会(同大会実行委員会など主催)は1月7日、東広島市西条町田口の東広島運動公園陸上競技場を発着点に、競技場周辺を回る6区間16・3㌔のコースで行われた。
コミュニティ、学生、一般、中学校、女子、オープンの各部門に計120チーム、720人が参加。参加者は息を弾ませながら2㌔~3・9㌔の区間を力走、「頼んだぞ」と声を掛け、タスキをつないでいた。沿道には、参加者の家族や友人たちが集まり、「頑張れ!」「あと少し」などと声援を送っていた。
コミュニティ部門に、西条小の先生でチームを編成し参加した前田由希さんは「普段、子どもたちは走ることを頑張っているので、先生も子どもたちに負けない姿を見せたかった。きつかったけれど、何とか走れた」とにっこり。
元中電工の実業団選手で、全日本実業団駅伝を走ったことがある堀江大介さん(48)は、職場内のランニングクラブの仲間と参加。「楽しく走ることができた。今年は、後輩たちが全日本実業団駅伝で8位に入賞を飾った。後輩にあやかって良い1年にしていきたい」と目を細めていた。
(日川)
各部門の優勝チームは次のとおり。
▽コミュニティの部=Reista(リスタ)A
▽学生の部=西条農業高校
▽一般の部=速くゴールし隊!!
▽中学校の部=向陽中学校陸上部A
▽女子の部=松賀中学校陸上部
▽オープンの部=舟入高校男子A