東広島市内で高齢者を狙った特殊詐欺が発生し、広島県警東広島署は1月26日、県警メールで注意を呼びかけました。
同署の発表によると、詐欺の被害にあったのは東広島市内に住む70代の女性。女性宅の固定電話に、住宅会社を名乗る人物から電話があり、
「老人ホームの入居希望者に名義を貸してほしい」
などと言われ、女性は了解したということです。
さらに別の住宅会社や弁護士を名乗る人物から次々に電話があり、
「入居希望者から預かったお金を金融庁に差し押さえられた。お金を用意する必要がある。名義貸しは犯罪になる。預金を金融庁に差し押さえられるので預からせて欲しい」
などと脅され、お金を宅配便で送ったり、相手の口座に振り込んだりしました。
県警では、詐欺被害に遭わないために、以下の3点を呼びかけています。
《だまされないために》
●『名義を貸して』のキーワードは全て詐欺!
●留守番電話設定や非通知着信拒否設定の活用!
●家族や身近な友人・警察に相談!
東広島警察署
082-422-0110