広島県内の高校から初めてとなる日本女子プロサッカーリーグの「WE(ウィー)リーグ」と契約を結び、「INAC(アイナック)神戸レオネッサ」に入団が内定した、私立AICJ高(広島市安佐南区)3年の桑原藍さんは1月13日、同高の小川潤一監督らとともに高垣広徳市長を表敬訪問した。
桑原さんは、市立高美が丘小4年から地元のクラブ「F.C.リデル東広島」でサッカーを始め、中学1年から「シーガル広島レディース」(同市安佐南区)に所属。AICJ高では1年から、女子サッカー部の中心選手として活躍した。ポジションはフォワードでスピードに乗ったドリブルが強みだ。昨年はインターハイに出場し優秀選手に輝いた。
2月に入団し背番号は「20」。桑原さんは「小さい頃からの夢がかない、うれしい。これまで支えてくれた人たちにプレーで恩返しができるように頑張りたい」と意気込んでいる。高垣市長は「レベルを上げて一流のプレーヤーになってほしい」と激励した。
(山北)