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東広島市民ミュージカル 2月にくららで上映会 民話題材に市民が熱演

  • 2023/01/31
昨年12月に行われた黒瀬公演(撮影・山北)
昨年12月に行われた黒瀬公演(撮影・山北)

 東広島市民によるミュージカル「下がり松のきつね」(同市民ミュージカル制作実行委員会主催、家森建昭代表)が昨年12月、黒瀬生涯学習センターせせらぎホール(同市黒瀬町菅田)で上演された。黒瀬公演は24回目。2月26日には、黒瀬公演を収録した映像の上映会が東広島芸術文化ホールくららで行われる。

 同ミュージカルは、同市豊栄町に伝わる民話をアレンジ。森で暮らす子ギツネが、山菜採りに来た子どもたちと出会う。お互いの心と心が触れ合い、幸せに暮らすという「人と自然との共生」がテーマの作品。

 公募で集まった小学2年~40代の19人が熱演し、観客の感動を誘った。家族で鑑賞した同市西条中央の村上千治さん(50)らは「初めて鑑賞したが、迫力があってすごかった」と感動していた。

 ミュージカルは黒瀬町在住の岸里美さんが演出を担当。昨年6月から週1~2回、出演者は歌や演技、ダンスの基礎練習などを行い、スタッフは脚本作りや演技指導、大道具制作などを協力して行った。

 上映会の問い合わせは、制作実行委員会事務局050(6865)8907。

(山北)

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