住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを、人生の最後まで続けていくために必要となるのが、「地域包括ケアシステム」です。東広島の地域包括ケアシステム「ぐるっとマルごと東広島」について紹介します。
目次
ぐるっとマルごと東広島って?
地域包括システムは、住まい・医療・介護・介護予防・日常生活支援が、ひとり一人に合った形で、切れ目なく、一体的に提供される社会の仕組みのことです。
東広島市では、地域包括ケアシステムを皆さんに広く知っていただき、地域包括ケアシステムの構築が一層進むよう、「ぐるっとマルごと東広島」(略称「ぐるマル」)と愛称をつけて、普及啓発をしています。
さらに令和3年度からは、すべての人が、地域、暮らし、生きがいを共につくり、高め合うことができる社会=「地域共生社会」の実現に向けて、「ぐるマル」のマークを上のように新しくして、「赤ちゃんから高齢者まで、支える・つながる・助け合い」のまちづくりを進めることとしました。
皆で一緒になって、「ぐるっとマルごと東広島」を目指し、取り組んでいきましょう。
その取り組みの一部のヒントを3つご紹介。
あなたやあなたの周りの人の生活を支えるために、一緒に学びましょう。
①ACP(人生会議)
ACP(人生会議)とは、Advance(アドバンス) Care(ケア) Planning(プランニング)の略。
もしもの時のために、あなたが望む医療やケアについて、前もって考え、繰り返し話し合い、家族(代理意思決定者など)やかかりつけ医とその内容を共有する取り組みを紹介します。
②支え合いの地域づくり
住み慣れた地域で高齢者が自分らしい生活を続けていくために、日常のちょっとした困りごとを「地域で解決」できることが大切です。
自分自身の健康や生きがいづくりにもつながる支え合い活動を紹介します。
③認知症を学び、地域を支えよう
認知症は誰にでも起こりうる脳の病気です。
誰もが認知症についての正しい知識を持ち、認知症の人や家族を支える手立てを知っていれば、「尊厳のある暮らし」をみんなで守ることができます。
④知ってる!?元気輝きポイント制度~お助け編~
東広島市では、市民の健康づくり、介護予防活動と地域での支え合い活動を一体的に推進するため、「元気輝きポイント制度」を実施しています。40歳以上の市民が対象活動に参加すると手帳にポイントが付与され、1年間のポイント数に応じた報奨金が支給されます。地域での支え合い活動に、元気輝きポイント制度を活用している2団体を紹介します。
⑤知ってる!?元気輝きポイント制度~趣味編~
地域での趣味活動及びスポーツ活動に、元気輝きポイントを活用している2団体を紹介します。このほかにも現在、約900団体の登録があります。
⑥認知症高齢者等見守り支援事業~認知症になっても安心して地域でくらせるために~
認知症になっても安心して地域でくらせるために様々な支援事業があります。どんな事業があるのかを学んでいきましょう。
⑦ご存じですか?東広島市認知症カフェ・家族会
「認知症カフェ」とは認知症の人やその家族、地域の人、支援者が集い、お茶を飲みながら、日ごろの悩み、病気のことなどを語り合う場所です。認知症の人が安心して出かけることができるカフェです。「家族会」とは定期的に集まり、介護の悩みや心配事を分かち合い、気軽に相談できる会です。
東広島市にはどんな認知症カフェと家族会があるのかを学んでいきましょう。