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オオサンショウウオの生態学ぶ 豊栄中で出前授業

  • 2023/02/18
ボードゲームでオオサンショウウオの生態や環境保全について学ぶ生徒(撮影・山北)
ボードゲームでオオサンショウウオの生態や環境保全について学ぶ生徒(撮影・山北)

 東広島市鏡山の広島大総合博物館の清水則雄准教授と、国の特別天然記念物のオオサンショウウオの研究や保護活動をしている北海道江別市職員の山﨑大海さんは2月6日、市立豊栄中(同市豊栄町、矢原豊祥校長)の1、2年生20人に、地域に生息するオオサンショウウオの生態や保全について学んでもらおうと、同中で出前授業を開いた。

 生徒らは、山﨑さんが開発した「シミュレーションボードゲーム」に参加。オオサンショウウオが生息する厳しい河川環境を知り、保全について楽しみながら学んだ。

 山﨑さんは「オオサンショウウオや保全活動を多くの人に知ってもらい、行動する仲間を増やしていきたい」と語り、1年の兼平朝陽さんは「オオサンショウウオに興味を持った。兄弟に話したり保全活動に参加したりしたい」と笑顔で話していた。

(山北)

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