東広島市八本松町南、市立八本松中の3年生が2月6、7の両日、「共生」をテーマにした「体育教室」を開き、生徒が考案した、誰でも楽しめる運動メニューを地域内の園児や児童、シニア世代に紹介した。
3年生167人は、クラスごとに分かれて担当する対象を決め、それぞれに合った運動メニューを考案。地域のシニア世代を担当したクラスでは、ボールやリングなどを使った運動メニューの内容を伝え、一緒に体を動かしていた。
参加した八本松南の貫名愛子さん(66)は「孫世代と交流できて楽しかった」とにっこり。3年の伊藤聖哉君は「激しい動きを避けたメニューを考えた。地域のみなさんと気軽に話をすることができて、思い出ができた」と目を細めていた。
(日川)