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県立広島高 五閑さくらさん 税に関する作文で広島国税局長賞

  • 2023/03/05

 県立広島高(東広島市高屋町、豊田由之校長)1年の五閑さくらさんの作文が、「令和4年度税に関する高校生の作文」で「広島国税局長賞」を受賞した。広島国税局管内では、93校から9652編の作文が寄せられ、国税庁長官賞1人、広島国税局長賞5人がそれぞれ選ばれた。

 五閑さんは「平和を創造する税金」のタイトルで、税金が国際平和や被爆者、インフラ整備など、大切な人たちの暮らしを支える「うれしい使い方」もある一方で、使い道の不透明な「うれしくない使い方」もあることを指摘。現在の社会情勢に触れながら、「税金の流れを監視し、自分が税金を支払いたいと思えるような税金の使い道を主張することも、私たちの義務ではないのか」と投げかけた。

 五閑さんは「たくさんの人に読んでもらえてうれしい。税金を平和のために使ってもらえたら」と話していた。同高公民科の門田寛一教諭は「税金を自分事として考え、社会の価値につながるような作文だった」と評価していた。

(山北)

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