東広島市西条朝日町の私立西条幼稚園(伊藤薫園長)は2月18日、「第92回園遊会」を東広島芸術文化ホールくらら大ホール(同市西条栄町)で開いた。
年少~年長組の園児計230人が、歌や舞踊劇など日頃の練習の成果を披露した。今回は、コロナ禍で開催できなかった「創立90周年」を兼ねて開き、広島交響楽団による記念公演もあった。
オープニングを飾ったのは、年長児による鼓隊パレード。「星条旗よ永遠なれ」を元気に演奏。年少児が「とんでペンギン」などを踊り、年中児が「スマイル」を合奏した。年長児は、幼稚園生活を思い出しながら「思い出のアルバム」を演奏し、鍵盤ハーモニカのきれいな音色を響かせた。客席には、保護者ら約800人が詰めかけ、子どもたちの成長に温かい拍手を送っていた。
保護者の矢葺春香さんは「親が作ったペンギンの衣装を着て、友だちと一緒に頑張って踊る姿を見て感動した。親子ともに良い思い出になった」と笑顔で話していた。
(山北)