経山会(本部・岡山県総社市、長野直樹理事長)が運営する「八本松太陽こども園」(東広島市八本松町原、武智和子園長)の新築工事が完了し、2月23日、竣工(しゅんこう)式を同園で開いた。式には長野理事長や地域、工事関係者ら26人が出席。同園は4月1日に開園し、定員は180人(生後3カ月~就学前)。
東広島市は、市立の八本松中央幼稚園(同市八本松原)と川上西部保育所(同市八本松南)を移転統合し、認定こども園として経山会に民間委託した。
園舎は、鉄骨造り2 階建てで延べ床面積1766平方㍍の規模。総事業費は6億3500万円。1階には、3歳未満児の保育室やテラス、子育て世代包括支援センター、調理室などを配置。2階には、3歳以上児の保育室や遊戯室、テラスなどが入る。エレベーターが設置され、車椅子で2階に移動できる。屋上には太陽光パネルを設置し、発電した電気の全量を園内で使用する。
武智園長は、「子ども一人一人を大切にし、保護者から信頼され地域に
愛されるこども園を目指すという理念のもと、毎日の登園が楽しみになるこども園にしていきたい」と話していた。
(山北)