オーエヌ第1保育園(東広島市西条昭和町)の発表会が2月26日、同市西条町寺家の寺西地域センターで開かれた。
64人の園児たちは、元気いっぱいに演劇や合奏・合唱を披露。最後の発表会となる年長児は15世紀の沖縄戦乱時代に勝連城の王子となった風雲児、阿麻和利の生涯を描いた「現代版組踊」を発表した。
同園の奥内博之理事長は「10年くらい前から平和学習には力を入れており、組踊はその一環で、園児にも十分理解できる内容」と話していた。
発表会後、昨年社会更生施設を年長園児が慰問した際の踊りを保護者に披露した。同園は15年前から老人福祉施設や社会更生施設などを慰問し、毎年、年長・年中数名が踊りを披露するボランティア活動を続けている。
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