今年で開学25周年を迎えた広島国際大学(東広島市黒瀬学園台)は3月6日、東広島市中央生涯学習センターとコラボしたシンポジウムを東広島市市民文化センターで開いた。市民ら約150人が参加。
シンポジウムでは、同大学の焼廣益秀学長が「しあわせが循環する社会を目指して」と題して基調講演。この後、前厚生労働事務次官の吉田学氏が「2040年の地域医療・まちの姿」をテーマに特別講演。国民誰もが元気に活躍できる社会に向けた課題や取り組みを、分かりやすく紹介した。「これからの地域の健康と医療と暮らし」をテーマにしたパネルディスカッションもあった。
同大学健康科学部長の田中秀樹教授は「参加者は健康のことやよりよく生きることへの意識が高く、良い講演会となった。今後も地域のニーズをくみ取りながら、町の活性化につなげていきたい」と話していた。
(𦚰)