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「若い精神で新しい一歩を」 熟年大学で卒業式

  • 2023/03/30
記念講演する山内吉治学長(撮影・林)
記念講演する山内吉治学長(撮影・林)

 東広島市社会福祉協議会が主宰する東広島熟年大学の卒業式が3月12日、東広島市西条町土与丸の市総合福祉センターで行われた。22講座、104人が3年間の課程を終了した。

 卒業生を代表して、レクリエーションダンス講座の村上禎子さんが山内吉治学長から卒業証書と記念品を受け取った。

 山内学長は「これからも生涯学習を続け、若い精神を持ち続けて新しい一歩を踏み出してほしい」と式辞。陶芸講座・太極拳講座を受講した大藤恭一さんが「講座で学び、多くの仲間と出会えたことは人生の良い経験となり宝物となった。これからも生涯学んでいく気持ちを忘れぬよう努めていきたい」と謝辞を述べた。

 3回目の卒業式として出席した田上淑美さんは「手芸、パソコン、水彩画の3講座を10年間にわたって受講し、すべて役立っている。水彩画は今後も続ける予定」と意気込みを話していた。

 記念講演では山内学長が「高齢化社会の生き方を考える」と題して、人生の完熟を目指して生きがいを求めることなどについて話した。

 山内さんは3月末で学長を退任し、名誉学長になる。4月からは元市教育長の荒谷信子さんが学長に就任する。

(林)

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