東広島消防署高屋分署が同市高屋うめの辺の近畿大工学部敷地内に完成し、3月29日、関係者ら約60人が出席し落成式が行われた。高屋分署は鉄骨造2階建て、延べ床面積744平方㍍。4月1日に供用を開始した。
建物の設計は、東広島市と近畿大学工学部が2020年10月から建設に関わる長期実践型インターンシップを実施し、建築学科の学生12人が参加。学生は外壁色彩や、ピクトグラムのデザインを考案した。外壁にはブルーを基調にストライプのデザインを施している。
建物の外壁やピクトグラムをデザインした一原林平さん(22)と田中碧衣さん(22)は「社会人と話す機会が得られ、考え方の幅が広がった。貴重な経験ができた」と笑顔で話していた。
(林)