広島大学大学院人間社会科学研究科の熊原康博准教授らはこのほど、ガイドブック『東広島地歴ウォーク』を自費出版した。熊原准教授らは3年前に『西条地歴ウォーク』を出版。その続編となる『東広島地歴ウォーク』は、「東広島を歩く」「里山を歩く」「街・海辺を歩く」の3章で構成している。東広島の地理や歴史、自然、文化財を紹介しており、山陽本線の駅名・路線の歴史、東広島市内の学校の校歌に込められた思いなど内容は多岐にわたる。
本は広島大学と大学院の教員、学生、卒業生など23人で執筆。地理的、歴史的な観点から調査・分析した成果を、地図や空撮写真などを使って分かりやすくまとめている。
熊原准教授は「〝地域のお宝〟満載で好奇心が刺激される内容に仕上がった。ぜひ地元の皆さんに手に取っていただきたい」と話している。
『東広島地歴ウォーク』は初版2000部。県内の一部書店・Amazonなどで販売。A5判、152㌻。1500円(税込み)。
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