通勤・通学や普段の買い物などで自転車を利用している人は多いでしょう。毎日乗るものだから、急に故障しては大変。少しでも長く乗るための手入れのこつを、東広島市西条下見の寺家サイクル広大前店に伺いました。
目次
月に1回の空気入れ
家庭でできるメンテナンスをお聞きしたところ、真っ先に教えてくれたのが
月に1回、タイヤに空気を入れること。
タイヤの空気が少ないと、地面との接地面が大きくなるため衝撃を受けやすく、タイヤのひび割れやパンクにつながりやすいそう。
適切に空気が入っていると、走りも軽くて快適!
電動自転車も、同様に月に1回の空気入れをおすすめ。
電動自転車は空気が少なくても、走りが重くならないので空気不足に気付きにくいそう。
月に1回、意識して点検することが大切です。
2~3カ月に1回の注油
そして2点目が、チェーンの注油。
自転車を使っているとチェーンが黒く汚れたり、雨風にさらされる場所で保管しているとさびたりします。
ロードバイクだけでなく、いわゆるママチャリでもチェーンの手入れをすることで自転車が長持ちします。
注油は簡単!
こちらのオイル(200円)を…
後輪のチェーンに当て、
少しずつオイルを出しながら、手でペダルを左に回してチェーン全体になじませます。
こちらは2~3カ月に1回でOK!
ブレーキは早めに修理
最後に、ブレーキ。
効きが悪くなったと感じたら、早めに自転車屋でブレーキの部品を交換してもらいましょう。
下の画像のレンガ色がブレーキの部品。
「危ない! ブレーキが効かない!」ということがないよう、チェックしておきたいですね。
盗難防止に
東広島市では自転車盗が多発しています。
東広島警察署によると、自宅にとめていて盗まれるケースが多いそう。
それも約7割が、鍵をかけていない自転車。
鍵を必ずかけ、さらに以下のようなチェーンロックで柱などにつなげる「ツーロック」がおすすめ。
手入れや盗難対策を講じて、愛車を長く乗りたいですね。
取材協力 寺家サイクル広大前店
文・写真 Reiko Hashimoto