過去最多の候補者で激戦 30代・女性候補者が躍進
定数30に現職24人、新人14人、元職2人の計40人が立候補した東広島市議選は4月23日、投開票が行われ、現職20人、新人10人が当選、新市議が決まった。(取材班)
定数30では過去最多の立候補者数となった今回の選挙。各候補者は子育て・教育支援、医療・福祉対策、地域振興など多岐にわたる公約を掲げ、論戦を展開した。
今回の選挙では、現職を含め女性候補者8人が当選。選挙前から3人増えた。
最年少は、市制施行以後の市議選では過去最多得票で当選した31歳の鍋島勢理さん。これまで一人だった30歳代の議員は4人となった。最高齢は6選を果たした現職の石原賢治さん、3選を果たした現職の重森佳代子さんの72歳だった。
当日有権者数は14万8161人。投票率は41・12%。合併後では補選を除き過去最低となった前回市議選(2019年)の41・69%を0・57ポイント下回った。