G7広島サミット参加国の紹介や広島の文化、歴史、グルメ情報などを掲載した「G7広島サミットガイドブック」が4月26日、全国発売された。本の販売収益は公益財団法人ひろしま夢財団に寄付され、こども食堂事業に使われることになっている。東広島市内では、寄付の趣旨に賛同する企業や団体が本を購入し、広島サミットと地元のPRに活用している。
東広島タクシー(山田伸二代表)では、同社が保有するタクシー65台でガイドブックの宣伝を掲示。興味があれば車内で見本誌を閲覧でき、注文もできる。同社の山田章夫専務は「お客さまが広島の魅力に触れるきっかけになれば」と期待している。
東広島青年会議所(佐渡哲洋理事長)は、全会員71人に本を配布し、各職場に置いている。「広島から世界に平和を発信し続けるきっかけとなることを願っている」と佐渡理事長。
ガイドブック制作委員会の川口伸二委員長は「この本を通じて多くの人に広島の魅力を伝えることと、子どもたちを笑顔にすることを使命として制作した。一人でも多くの人に手に取ってほしい」と話している。
広島サミットガイドブックはA4判、178㌻。価格は1650円(税込み)。