広島市で5月19日から開かれる先進7カ国首脳会議 (G7サミット)をPRする特別パッケージの牛乳が、4月から東広島市内の小・中学校の給食で提供されている。
牛乳を提供している「広島協同乳業」(山県郡北広島町)が児童・生徒にサミットを身近に感じてほしいと、デザインを考案。各国の国旗の図柄や国の紹介を掲載した7種類と、サミットの目的などを解説した1種類の計8種類がある。
市立西条小(同市西条中央、祭田学校長)の給食時間には、児童たちが牛乳を飲みながら、新しいデザインに見入っていた。6年の長南侑希君は「サミット牛乳を見てG7や参加国のことを知ることができ、興味が湧いた。海外の人に広島のことをもっと知ってほしい」と話していた。
G7デザインの牛乳は、5月26日ごろまで市内の小・中学校に届けられる予定。
(山北)