東広島署(木本英則署長)は4月27日、特殊詐欺を未然に防いだとして、ファミリーマート八本松飯田店の店長、岡村美実さんとアルバイト店員の城戸耀介さんに感謝状を贈った。
4月9日午後5時ごろ、高齢の男性が高額の電子マネー8万円分を購入しようと来店。城戸さんがレジ対応時に購入目的などについて聞き、不審に感じて岡村店長と相談。岡村店長が特殊詐欺の可能性があると判断し、警察に通報して被害を未然に防いだ。
城戸さんは「前払いのPOSAカードは通常、ゲーム代金や商品購入などに使われるが、『パソコンのウイルス修理代請求があった』と聞き、怪しいと思った」と話していた。
岡村さんは「金額が8万円と高額だったことや、外国人らしき相手と電話で話しながら来店し、カード番号を教える必要があると言っていたことなどで、不審に思った。以前も同じような事例が何度かあったので、今後も気を付けたい」と、気を引き締めていた。
(林)