東広島市豊栄町鍛冶屋、市立豊栄中の生徒39人が5月1日、「とよさかクリーンウォーク」と銘打って、豊栄町内の通学路などに落ちているごみを拾いながら、地域の施設や名所を訪れ、地域への理解を深めた。昨年までの3年間は、コロナ禍で地域を歩く行事が減少していたことから、地域の環境と特色の双方を考える機会に、と初めて計画された。
生徒たちは三つの班に分かれ、通学路に加えて普段歩かない道を歩き、ごみ拾いをしながら本宮八幡神社やトムミルクファーム、オオサンショウウオの宿などを見学し、施設の担当者らから話を聞いた。生徒は「ペットボトルが多かった。ごみがないきれいな町になってほしい」「雑草の中に隠れたごみが多いので、雑草整備もできたら」などと感想を話していた。
(久野)