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広島杜氏組合 1位は大谷酒造の中元さん 自醸酒品評会で杜氏たたえる

  • 2023/05/29
自醸酒品評会で1位になった大谷酒造の中元さん(撮影・山北)
自醸酒品評会で1位になった大谷酒造の中元さん(撮影・山北)

 広島杜氏組合(東広島市安芸津町、石川達也組合長)は5月19日、自醸酒品評会で上位に入賞した酒を造った杜氏(とうじ)と酒造会社をたたえる「第69回自醸酒品評会褒賞授与式」を安芸津生涯学習センターで開き、関係者約60人が出席した。

 第1位は「大谷酒造」(鳥取県東伯郡)の中元啓太さん、第2位は「賀茂鶴酒造」(東広島市西条本町)の友安浩司さん、第3位は「美和桜酒造」(広島県三次市)の金尾恵弘さんだった。

 式では、石川組合長が「伝統ある広島杜氏の技術と精神を発揮して、酒造りに精励した」と杜氏をたたえた。

 初めて1位になり、広島県知事表彰を併せて受賞した中元さんは「この感激を忘れず先輩たちの作り上げた伝統と技術を継承し、切磋琢磨(せっさたくま)して技術の向上に努めたい」と謝辞を述べた。

 今年は36人の杜氏から50点の出品があった。広島県立総合技術研究所や広島国税局、同組合役員などから選出された17人が「広島らしさ」を基準に審査し、第1~10位の優等賞を決めた。

(山北)

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