東広島市社会福祉協議会は、60歳以上の市民の学びの場となる東広島熟年大学(荒谷信子学長)の入学式を5月14日、同市総合福祉センター(同市西条町土与丸)で開いた。
式には、新入生や在校生、講師など関係者約140人が出席。元市教育長で今年度から就任した荒谷学長は「受講生同志のつながりや学んだ知識と技術を生かし、地域の活性化につなげてほしい」とあいさつ。学校の生徒会に当たる組織「友の会」の内田義盛会長が「友の会の行事に積極的に参加して、楽しい学生生活を送ってほしい」と歓迎の言葉を述べた。この後、高垣広徳東広島市長が「新しい時代をリードするやさしい未来都市」と題して記念講演を行った。
「絵手紙」を受講する同市高屋町の村上禎子さん(70)は「熟大祭や友だちに絵手紙を出すのが楽しみ」と笑顔で話していた。
今年度は22講座30教室で511人が在籍(うち新入生は242人)。各講座とも3年間学ぶ。
(山北)