東広島学校給食の無償化を求める会(桂瑞江代表)の桂代表ら11人が6月5日、東広島市役所を訪れ、東広島市議会の奥谷求議長に、市内の市立小中学校の学校給食の完全無償化を求める請願を提出した。
請願は「学校給食の無償化は全国で広がっている。憲法の『義務教育は無償とする』との立場からも学校給食の無償化を決断するとき」として、学校給食の完全無償化と有機農産物の使用を求めている。3165人の署名を添え、桂代表が奥谷議長に請願書を手渡した。
学校給食の無償化については、今年2月、新日本婦人の会東広島支部が市議会に請願書を提出。議会改選前だったことや、子育て・教育予算の優先順位への配慮などから、3月定例会で不採択となっている。県内の自治体では、大竹市が今年度から、所得制限なしで市立小中学校の給食費を無料にしている。
(日川)