県立西条特別支援学校小学部(東広島市西条町田口、藤井典之校長)で6月1日、「人権の花の種の贈呈式」が行われた。
人権の花の種は、命の大切さを学び、相手への思いやりの心を育てることを目的に、広島法務局東広島支局、東広島竹原人権擁護委員協議会、東広島市が6年間を1サイクルに市内全ての小学校・特別支援学校に贈っている。1982年から始まり、今年は、西条特別支援学校小学部を含め、市内6校に贈ることにしている。
贈呈式では、同協議会会長の山本かおるさんが24人の児童を前に「みんなそれぞれ違うものをもっていて、いいところをもっている。友達のいいところを見つけられるというのは、自分も友達も大切にすること」と伝えた。
児童を代表して児童会会長の伊森幸君は「もらった種を大切に育てて、立派な人権の花を咲かせようと思う」とお礼の言葉を述べた。
(久野)