食を通じ、難民問題を知る機会をつくろうと、JICA中国はひろしま国際プラザ(東広島市鏡山)内のレストラン「ラコルト」で「難民の故郷の味フェア」を開催している。6月26日まで。
期間中は、バイキングメニューのうち1品を、これまで難民を多く輩出している国の料理にし、日替わりで提供。レストラン内には、認定NPO法人「難民支援協会(JAR)」の活動を支援する募金箱を設置。レストラン前には、難民に関するパネルや民族衣装の展示をしている。
JICA中国市民参加協力課の新川美佐絵さんは「料理や展示から、難民にも私たちと同じように母国や文化があることを知って、問題を身近に考えるきっかけにしてほしい」と話していた。
(原田)