金沢工業大学はこのほど、遊びながらSDGsが学べるボードゲーム「Beyond SDGs 人生ゲーム」を東広島市に無償提供した。ゲームは同大や玩具メーカーのタカラトミーなどが共同開発。一般的な人生ゲームと違い、理想の社会の構築を目指しプレーヤー同士が協力するようになっている。
同大SDGs推進センターの平本督太郎所長が6月8日、同市八本松町吉川の市立吉川小(田中辰貴校長)を訪れ、東広島市教委の市場一也教育長にゲームを手渡した。市では今後、市内小中学校でゲームを活用したSDGs教育を進めていく。
平本所長は「まずは楽しむことから始めてほしい」とあいさつし、市場教育長は「子どもたちが未来について考える良い機会になる」と感謝した。
ゲームを体験した同小児童は「みんなで協力するので楽しい。普段学校で習っているSDGsのことがよく分かった」と笑顔だった。
(林)