近畿大学附属広島中学校東広島校ダンス部(東広島市高屋うめの辺)が今春、アメリカ・カリフォルニア州で行われたダンスドリルアメリカ国際大会の中学ヒップホップ女子部門で高い評価を得て優勝した。(𦚰)
選手たちは5月23日、高垣広徳市長を表敬訪問。選手を代表して三代愛実主将が結果を報告。高垣市長からは「ダンスドリルの本場アメリカを制して優勝したことは地域も元気になるニュース」と激励した。
ダンスドリルは訓練という意味で、チームとして訓練された演技や、動きの同調性、作品力が評価の対象になる。また、全国大会には夏・冬の中四国予選で一定の評価得点を得ないと進出できない仕組み。
選手は大会に向けて、昨春からダンスの選曲、振り付け、構成、衣装、ヘアメイクなどを部員主体で考え、週に4~5回練習を重ね、常に動画で細部までチェックし、完成度を上げていった。リーダーの尼田明愛さんは、「振り付け・構成が評価された。またチームワークの良さも大きかった」とうれしそうに話す。
同部は創部10年目で現在の部員は約50人。2016年から8年連続で全国大会に出場。国際大会には3回出場し、2016年にも優勝。小谷啓太顧問の指導の下、地域貢献と限界突破をモットーに、ダンスで笑顔や元気を届けたいと日々練習に励んでいる。
優勝メンバーは次の通り。三代愛実さん、尼田明愛さん、井上陽子さん、竹丸文菜さん、波方心菜さん、秡川由衣さん、藤本桜子さん、村尾茅乃さん