2018年7月6日に発生した西日本豪雨から5年。東広島市は7月3~7日、犠牲者を追悼する祭壇を同市役所や各支所、出張所の計9カ所に設置した。
同市では、災害関連死を含めて20人が亡くなり、今も1人の行方が分かっていない。
6日には、高垣広徳市長が市役所1階ロビーに設置した祭壇に手を合わせ、犠牲者に祈りをささげた。
高垣市長は「これまでハード面やソフト面でさまざまな取り組みをしてきた。早期の復興を目指しながら5年かかった。被災者の心のケアについては引き続き取り組んでいきたい。今後も、自然災害時には全力で対応していく」と述べた。
同日正午には、市役所本庁舎のサイレンを鳴らし、職員や市民らは黙とうした。
(山北)