東広島市消防局は7月13日、林野火災を発見し、迅速な消火活動を行ったとして同市高屋町の会社員瀬戸山智弘さん(41)に感謝状を贈った。
今年3月11日午後2時40分頃、同市福富町上戸野で営業活動中だった瀬戸山さんは、訪れていた民家の裏の林野火災に気づき、バケツを持って何往復もしながら一人で消火活動を行った。消防車両が到着した頃には火は消し止められていた。
弓場潤消防局長から感謝状を受け取った瀬戸山さんは「その日は誕生日だったので印象に残る1日になった。もし今後火災を見つけたら、また消火活動をすると思う」と話していた。
(久野)