東広島市が2020年度から東広島運動公園(同市西条町田口)内に整備を進めていたグラウンド・ゴルフ場が7月24日、オープンした。正規のグラウンド・ゴルフ場は市内では初めて。
同ゴルフ場は、公園内の野球場と多目的広場の間の7300平方㍍の敷地に、全面天然芝8ホールを2コース設けた。総工費は約3億2000万円。利用料は、児童・生徒は200円、学生・一般は400円。専用使用は1コース1万5000円。今年度中に管理室や倉庫、トイレを備えた建物を建設する。
23日に行われた式典には、高垣広徳市長や同市グラウンド・ゴルフ協会員ら約150人が出席。高垣市長は「幅広い年齢層が楽しめるので、生涯スポーツの場として利用してほしい」とあいさつした。同協会員で同市西条町下見の光岡和治さん(88)は「これからはきれいな芝の上でプレーできる」と完成を喜んでいた。
(山北)