東広島市鏡山の独立行政法人国際協力機構中国センター(JICA中国)では、9月末までの週1日、JICAスタッフが執務時間内に民族衣装を着用して業務を行う「民族衣装でクールビズ!」を行っている=写真。
着用しているのはガーナ、エチオピア、ニカラグアなどJICAが支援を行っている開発途上国の衣装。アフリカなどの開発途上国には熱い地域に位置する国が多く、各国・地域の民族衣装には暑さに対する知恵と工夫が詰まっている。
市民参加協力課の新川美佐絵主事は「民族衣装の着用をきっかけに、先進国、途上国に関係なく、各国の文化や宗教、音楽や衣食住の豊かさを感じてもらえたら」と話していた。
JICA内の展示プラザでは各国の民族衣装、楽器などを展示しており、来館者が自由に民族衣装の試着や楽器の体験もできる。
(久野)