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(MON)

市長と語ろう!気軽におしゃべり 【テーマ】人と動物の調和の取れた共生社会

  • 2023/08/09

 東広島市の高垣広徳市長と市民が気軽にトーク。今回は一般社団法人ワンハート制作委員会代表の古賀木綿子さんと「人と動物の調和の取れた共生社会」をテーマに、FM東広島の番組でおしゃべり。その一部を紹介。

古賀さん「動物福祉の心、子どもから大人に広がれ」
高垣市長「人と動物が幸せに共生できる地域社会へ」

―ワンハート制作委員会はどのような団体。

古賀 保護犬のしつけ教室や、地域センターや市役所の駐車場の一角を会場にした犬・猫の譲渡会の開催など、ペットとともに終生を暮らす工夫の周知や、野良と呼ばれる犬や猫を増やさないための活動を行っています。 小・中学校へ配布するため、『人も動物もSDGs』というパンフレットも市と共同で作成しました。
高垣 本市は野良犬・猫が多く、苦情や殺処分の件数をいかに減らすかが課題。本市には動物愛護センターが無いため、啓発活動をするに当たり、ワンハート制作委員会との連携は非常に重要です。
 ―活動を通じて古賀さんが感じることは。
古賀 市、市民、ボランティアという三者の立場で、ちょっとした考え方のズレに気付かされることがあります。そのズレは課題として捉えていて、10年間の活動の中で少しずつ縮まってきたと感じています。市民の皆さんの意識が変わるきっかけになれていると実感することもあります。

―最近の活動は。

古賀 現在、子どもたちにも興味を持ってほしいと、『動物福祉啓発かるた』を作成しています。広島県内の放課後児童クラブ約1000カ所に無償進呈したいと取り組んでいます。
高垣 子どもへの啓発活動は重要です。生涯、大切に飼育することを子どもに伝える。そうすると大人にも伝わっていく。本市は誰一人取り残さない社会を目指すSDGsに取り組んでいます。地域共生社会へ向け、犬・猫の放棄の問題にも地域ぐるみで取り組んでいきたいです。

■話の続きはFM東広島で放送(89.7MHz)
 日時/2023年8月10日(木)18時25分~

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