総合葬祭業のアイフィットグループさいき葬祭(本社・東広島市西条本町、柚木力社長)と広島マツダ(本社・広島市中区、松田哲也会長)は7月25日、「新たな葬儀のカタチプロジェクトの連携推進に関する協定」を締結した。
これまでの遺族が主体で参列するだけの葬儀から、故人が主体となり自分らしい最後を彩るストーリー性のある儀式を演出。命の尊さを実感できる空間を提供し、唯一無二の新たな形の葬儀を目指す。
広島マツダのグループ会社であるラ・ルークス(梯文彦社長)の技術やノウハウを活用し、祭壇のステージに大型プロジェクションマッピング(3Dの視覚体験)と音響などを融合。生前に撮影された写真や動画などを上映する。
調印式は、東広島商議所(同市西条中央)であり、柚木社長と松田会長が協定書に調印した。柚木社長は「葬儀を悲しいだけに終わらせず、参列者が前向きになれるようにさまざまな演出を行っていきたい」、協定書を披露した梯社長は「参列者に感動が生まれ、頑張ろうと思えるような映像をつくっていきたい」と話していた。
同葬祭は7月29日、アイフィットフォレストホール(同市西条町西条東)で記念セレモニーを開き、リニューアルオープンした。
(山北)