東広島学校給食センター(同市田口研究団地、沖田成美所長)は7月29日、学校給食への理解と関心を高めようと施設開放イベントを開き、市内の児童・生徒、保護者計約300人が参加した。同イベントは2009年から毎年開催している。
参加者は普段は入ることができない調理室の見学や、服に付着したほこりなどを給食室に持ち込むことを防止する「エアーシャワー」の体験などをした。200食限定の給食試食や、給食に地場産物を活用した食育に関する展示もあり、親子で会話をしながら熱心に見ていた。
調理室では、一度に約1000人分を調理できる直径約120㌢の回転釜の中に、水と食材に見立てたスポンジを入れ、長さ約120㌢のヘラでかき混ぜる体験をした。 同センターは、市内の小学校(15校)と中学校(6校)に毎日約1万食を提供している。
(山北)