東広島市役所本庁・支所出張所内の電話の切り替えに伴い、庁内への電話で通話が途切れたり、音声が聞き取りにくくなったりしていることについて、高垣広徳市長は8月24日の定例記者会見で「市民には申し訳ない。8月末までには、不具合解消のめどを付けたい」と述べた。
市では、電話交換機の更新時期が訪れたため、インターネットを介した新たなクラウド型システムの導入を決定した。変更に合わせ、従来のビジネスフォンからスマートフォンへの切り替えを、7月から順次行った。
ところが、電話が鳴らなかったり、通話が途切れたりするなどの不具合が発生。市では通信環境やスマートフォンの機種の不適合、他の電波の干渉などを原因として想定し、問題解決に向け事業者と調整を進めている。
今回、市が導入した電話では、電話を取り次ぐことができるアプリを介した通話と、携帯番号を使用した通話の2種類が可能。市では当面の緊急対応として、より通話品質が高い携帯番号を使用した通話を優先的に利用することとし、市のＨＰで各所属の代表携帯番号を案内している。
（日川）
