東広島市と姉妹都市縁組を結んでいる北海道北広島市の子ども大使14人が8月3~6日、東広島市などを訪問した。子ども大使は小学生8人・中学生6人。東広島市では市内の交流校で互いの学校行事や町の特徴を発表し合うなどして親睦を深めた。廿日市市、広島市では宮島や平和記念公園を見学し、8月6日には平和記念式典に参列した。
一行は4日に高垣広徳東広島市長、奥谷求市議会議長を表敬訪問。北の台小学校6年の乘田翔太朗君は「小学校のみんなで心を込めて折った折り鶴が、平和記念公園に献納できることがうれしい。平和への願いを届けたい」
、西の里中学校3年で生徒会長の中村隼椛さんは「高屋中学校を訪問し一緒にお好み焼きを作って食べたことが楽しかった。学んだことを伝え、両市の交流の架け橋になりたい」と話していた。
両市は1980年、姉妹都市縁組を結び、88年から小中学生の相互派遣を始めた。これまでに、1000人を超える小中学生の派遣交流を続けている。
(高藤)