東広島市とサントリーホールディングス(新浪剛史社長)は8月21日、「『ボトル to ボトル』水平リサイクルに関する協定」を締結した。同市役所で行われた締結式には、同社サステナビリティ推進部の北村暢康部長が出席し、高垣広徳市長と協定書にそれぞれ署名した。
国内のペットボトルの回収率は94%。このうち約20%程度がペットボトルからペットボトルへの「水平リサイクル」だという。水平リサイクルは新たな化石由来原料を減らすことができるというメリットがある。同市は来年度から、市内の家庭から回収したペットボトル約230㌧全てをペットボトルに再生する。
高垣市長は「(協定の締結で)ゴミの減量化や、資源化の促進に向けて、市民の意識改革につながることを期待している」、北村部長は「市と連携しながら、環境授業などを通じて、水平リサイクルに向けた啓発活動を進めていきたい」と話していた。
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