東広島市高屋町杵原の地域サロン「すずらんティータイムサロン」で8月9日、広島銀行高屋支店の出前講座が開かれ、地域住民ら約20人が参加した。同支店の行員が相続をテーマに講師を務め、「相続のことを考えるのは大切な配偶者や子どものため」などと説明。参加者は熱心にメモを取っていた。
「学びの機会を設けたい」というサロンと、「地域貢献したい」という銀行を、東広島市社会福祉協議会がマッチングさせ、開催した。同サロンは地域のつながりづくりを目的にお茶会や季節の行事をしており、今回のような講座は初めて。同支店も出前講座は初めての実施だった。
参加者は「いずれ考えなければならないこと。背中を押された気持ちになった」、社協の山本公仁子さんは「企業と地域がつながれる場を今後も提案していきたい」と話していた。
(高藤)