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豊栄中で人権スポーツ教室 思いやりの心を学ぶ

  • 2023/10/04
ハンドボールの試合を体験する生徒(撮影・山北)
ハンドボールの試合を体験する生徒(撮影・山北)

 広島法務局、広島県人権擁護委員連合会、広島県人権啓発活動ネットワーク協議会は9月19日、スポーツを通して思いやりの心やチームワークの大切さなどを学んでもらおうと、人権スポーツ教室を市立豊栄中(東広島市豊栄町鍛冶屋、矢原豊祥校長)で開き、全校生徒約40人が参加した。

 講師は人権擁護委員の佐伯倫子さんら3人と安芸高田ワクナガハンドボールクラブに所属する中村仁宣選手ら3人。

 体育館に集まった生徒を前に、佐伯さんが「家庭や学校、友だち関係などで困ったことがあれば、一人で悩まないで相談して」と呼び掛けた。

 同クラブの助安功成選手はハンドボールのルールやパスのコツを、手本を示しながら生徒に指導。この後、生徒たちは7人ずつに分かれて試合をし、「パスは相手が取りやすいように胸に向けて投げる」などスポーツを通して思いやりの心を学んだ。

 助安選手は「好きなことを見つけて楽しみ、夢に向かって頑張ってほしい」と話し、3年で生徒会長の今岡花菜さんは「自分の目標に向かって頑張りたい」と笑顔を見せていた。

(山北)

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