東広島市とマツダ、博報堂の3者でつくる「生活デザイン・工学研究所」は9月26日、福富地区の地域創生プロジェクトを10月からスタートする、と発表した。
プロジェクトは、高齢化、社会インフラ
「里山チャレンジプラットフォーム」は、地区外の人たちと里山のフィールドワーク活動に取り組みながら、里山の再生などについて考える。
「福富みらいベース」は、旧竹仁小を改修して活用。2026年から生活価値創造拠点「福富みらいベース」として生まれ変わり、里山資源の新たな活用を探りながら、現代のテクノロジーとの融合を図る。また、再生可能エネルギーやEV(電気自動車)などモビリティ関係の技術研究も行う。
福富みらいベースには、基盤インフラとして太陽光を活用した再生可能エネルギー発電などの設備を設置する。
同研究所は昨年4月に発足。福富地区の自然の力を取り戻し、モノ・コト・エネルギーを生み出していく地域循環型のサーキュラーエコノミーの実現を目指している。
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サーキュラーエコノミー(循環経済)とは 限りある資源を有効利用する「3R」に加え、資源の投入量・消費量を抑え、ストックを活用しながら、サービス化などを通じて付加価値を生み出す経済活動。