東広島署(同市西条昭和町、木本英則署長)は9月29日、詐欺被害防止に努めた2金融機関の4人にそれぞれ感謝状を贈呈した。
4人は、もみじ銀行八本松支店(同市八本松町飯田)の植野寿幸支店長代理、片岡真由実さん、広島銀行八本松支店(同市八本松東)の畑下友和課長、馬塲佑子さん。
もみじ銀行八本松支店では、70歳代の女性がSNSで知り合った外国人に高額の送金をしようとして来店した際、送金目的などを聞き、詐欺の可能性があると判断。警察に通報し、被害を未然に防止した。
広島銀行八本松支店では、60歳代の女性が「市役所から還付金があるという電話を受けた」と、来店。窓口で話を聞き、還付金詐欺の可能性があると判断して警察に通報した。
同署によると、8月末現在、市内で発生した詐欺被害件数は10件で、被害総額は約2930万円。
(林)