東広島市は、防災に関する知識と技能の向上を図ろうと、地域防災リーダーフォローアップ研修(防災キャンプ)を9月30日と10月1日の両日、東広島市西条下見の三ツ城地域センターで行った。各地域の防災リーダーや、広島大学の学生、市内在住の外国人市民など64人が参加した。
初日はセンターのグラウンドで、土のう設営や救命講習、ロープワーク、搬送訓練に取り組んだ。その後、避難所を想定した宿泊を体験した。
主催者の同市総務部危機管理課の上田崇課長は「今回はリーダーの人を対象に訓練をスタートしたが、将来は親子連れなどに活動を広げていきたい」と話していた。
中国出身の留学生で広島大学に通うシンユチンさんは「説明が分かりやすく、輸送訓練では担架を身近な素材で作れることを体験でき、とても役立つと思った」と笑顔で話していた。
(林)