東広島市社会福祉協議会(松尾祐介会長)は9月25日、「地域支え合い活動報告会」を同市総合福祉センター(同市西条町土与丸)で初めて開き、市民約150人が参加した。
市社協地域福祉課の邑岡徹哉課長が「地域共生社会の実現にむけた住民主体の支え合い」をテーマに講演。「各地域の実情に合わせた、オーダーメードの活動を」と呼び掛けた。
講演の後、「ちょっとした困りごとを住民同士の助け合いで解決する」活動に取り組む市内16団体の中から、高屋、八本松、西条北、志和の4団体が活動を報告。
同市八本松地域で昨年3月に発足した正力ほっとほっとお助け広場では粗大ごみの搬出、家事代行、話し相手、墓掃除などさまざまな場面で地域住民が助け合っている。「困った時はお互いさま」の心で住民が活動しているという。同グループは「専門職との連携と、『報告・連絡・相談』が大切だと実感した」と報告していた。
(山北)