東広島市黒瀬学園台の広島国際大学(焼廣益秀学長)の学生たちがこのほど、2018年7月の西日本豪雨災害で山腹が崩壊した、大学の向かいにある森林に入り、アカマツの苗木500本を植樹した。植樹は昨年10月に続いて2回目。
参加したのは、学生ボランティア101人と教職員20人。広島森林管理署の職員も山に入り、一緒に植樹した。
学生たちは山腹に深さ30㌢ほどの穴を掘って、アカマツの苗木を1本ずつ丁寧に植え、堆肥を入れ踏み固めて盛り土をした。
保健医療学部3年の梅崎愛乃さん、坂東美佳さん、平見紗香さんはグループで参加。「この事業に友人と参加でき楽しい。体を動かし、すがすがしい」と口をそろえ、笑顔。同管理署の小椋重信署長は「アカマツは10年ぐらいで根を張り、人の身長くらいになる。20年後には安定し、周りの山と一体化する」と話していた。
(林)