公式ドッジボールの普及活動をしている「ドッジボールコミュニティー」に所属する現役ドッジボール選手の森和貴選手と小田恒志選手が11月12日、板城小体育館(西条町森近)を訪れ、東広島スピリッツドッジボールクラブ(水野達彦監督)の18人に、ボールのアタックや受け方の技術を指導した。
児童らは2チームに分かれボールを持ってリレーをした後、3つのボールを使いドッジボールの練習をした。子どもたちは、森さんと小田さんから「走りながらボールを投げる」、「体の中心で顎を引いて体でボールを包み込むようにキャッチする」などとアタックやキャッチのコツを教わった。最後は、2人も混じって試合を行い、児童らは、2選手の投げるボールの速さに歓声を上げていた。
森選手は「強くなるためには、練習に目標を持って取り組むことが大切」と子どもたちに呼びかけていた。キャプテンで板城小6年の森實翔太君は「アタックなど一つ一つの練習の大切さが分かった」と話していた。
同クラブは、同市で唯一のドッジボールチーム。小学1〜6年の男女21人が週2回練習している。 (山北)