自転車の盗難や、自転車が関係する交通事故が多発していることから、東広島署は10月31日、広島大学前交番周辺で、自転車を利用する学生らに、盗難防止を呼び掛けるチラシや、自転車用のワイヤ錠を100セット配布した。
東広島署管内の自転車盗難被害の発生件数は、9月末現在で200件。盗難に遭った自転車の約8割が無施錠で、被害者は大学生が約5割を占めている。また、自転車が絡んだ事故の発生件数は9月末現在で50件。10代、20代が6割以上を占めている、という。
坂田真吾生活安全課長は「盗難被害の場所は自宅が約46%。家だからと安心せずに自転車の施錠を忘れないでほしい。また、事故のリスクを減少できるヘルメットの着用もお願いしたい」と話していた。
(原田)