東広島市・東広島市農林水産物販路拡大推進協議会は11月21日、東広島で最もおいしいお米を決める「第3回ぶちうまいお米コンテストin東広島 決勝大会」を道の駅湖畔の里福富多目的ホール(同市福富町久芳)で開いた。出品された新米52点のうち一次、二次審査を勝ち抜いた5点が決勝審査に進んだ。
7人の審査員が味や食感、香りの他、見た目の良さなどを対象に審査した。
最優秀賞に輝いたのは、豊栄町の村若哲磨さん(68)が出品したコシヒカリ。第1回大会に続いて2回目の受賞となった。
自作したセンサーなどを活用したスマート農業に取り組む村若さんは「今年は日照りが続き出来に不安があった。高温障害が出ないよう、スマートフォンを使った遠隔操作で特に水管理に力を入れた」と話していた。受賞米は、とれたて元気市となりの農家店などで販売されている。
コンテストは今年で3回目。県内最大級の米生産量を誇る東広島市は、コンテストを開催することで生産者の意欲向上と東広島市産米のPRを図っている。
(平田)