東広島市は、計約31億1400万円の補正予算案を12月4日開会した東広島市議会に提案した。主な補正予算の概要は次の通り。
【住民税非課税世帯への支援】物価高騰の影響を受けている住民税非課税世帯(約2万500世帯)に、1世帯当たり7万円を給付。令和5年12月末以降に給付する。
【都市型宿泊施設の立地可能性の調査】結婚式場「グランラセーレ東広島」の11月末での閉館を受け、コンベンション機能を備えた都市型宿泊施設のニーズ調査費などに500万円を計上。
【デジタルものづくりイノベーション拠点整備への支援】広島大が、広島中央サイエンスパーク内で整備を進める「広島大学デジタルものづくりイノベーション拠点」に、新たな拠点施設の整備費に3億8300万円を計上。
【東広島こい地鶏の生産販売体制の強化】東広島市のブランド地鶏「東広島こい地鶏」の安定的な生産販売体制を構築するため、東広島こい地鶏推進協議会を再編強化。民間事業者で自走できるまでの間、種鶏場の支援など289万円を投じる。
(日川)