子どもたちに犯罪が起こりやすい危険な場所や、安全な場所を判断する力を身に付けてもらうため、東広島市西条町御薗宇にある市立御薗宇小の4年生が11月24日、地域安全マップ作りに取り組んだ。
子どもたちは、7~8人のグループで10班に分かれ、地域の人に聞きながら学校周辺や登下校の道で周りから見えにくい危険な場所や安全な場所を写真やメモにとった。学校に戻ると、各班で紙に描いた地図に安全な場所、危険な場所を色分けし、安全マップを製作。その後、作った安全マップについて意見発表を行った。
安全マップ作りは、同市防犯連合会や比治山大の学生、地元の防犯ボランティアたちが支援した。来年高学年で登校班のリーダーにもなることから、4年生児童を対象にした。
4年生の久田海結さんは「地域の人に地域のことをいろいろ教えてもらい、勉強になった」と話していた。安全マップは、11月21日に三永小でも製作した。
(東原)